融資のポイント|フィデリ・資金調達

融資のポイント|フィデリ・資金調達

融資のポイント

決算書を改善させるコツ

決算書を改善するコツは何といっても、利益を上げて負債を減らすことです。売上を上げ、粗利率を高め、不要な経費を削り、一銭の利益を追求していくことが重要です。

ただ、融資を受けるという観点からはいくつかポイントがありますのでここに記載します。



【資産性について】
貸借対照表の資産の部の評価は大変重要です。資産性の高い(換金価値の高い)資産を保有していることは融資を受ける上でプラス材料になります。しかし、決算書上資産計上されていても、実は資産性のないものはマイナス材料になります。

例えば、仮払金や立替え金などで経営者や関連企業あてのもので、精算が行われていないものや精算の見込みがないものなどです。経営者への仮払いであれば、役員報酬の支払いを一部止めてでも資金を回収してその残額を減らし、関連企業あてのものであれば、取引内容を見直し、配置転換や不採算事業の切り離しなどの経営改善が必要となります。

また、売掛債権や貸付債権の中に回収が滞っている滞留債権があれば、内容を精査したうえで損切りをするなどして適正な資産状態にすることが必要です。



【役員からの借入】
金融機関は役員からの借入金については、負債性がないものとみなして決算書を判断することがあります。

他の金融機関や取引先などからの借入金については、当然負債性ありと判断しますが、資金繰りの都合上、社長などが会社に一時的に貸付けた資金については、企業と一体とみなし、負債から除いて判定することがあります。

決算書上、債務超過となっていたとしても、負債の内容が社長からの借入が大部分を占める場合などは融資の可能性があると言えます。



【DES(デットエクイティスワップ)】
DESは債務の資本化という意味で、負債を資本に振り変える財務改善手法のひとつです。

負債は通常、返済する必要がありますが、DESではその負債を返済する替わりに、株式を発行し株主になってもらうことで、返済必要のない資本に変えます。

負債が減少し、資本金が増えることで自己資本が充実し、財務内容が改善しますので上述した役員からの借入金などはDESにより資本に振替えることで財務内容の改善が期待できます。DESは通常、株主総会の決議が必要です。


【二期比較】
決算書の各勘定科目を最低二期は毎期比較し、資産、負債、損益の状況が前年と比べてどう増減したかを把握します。

・売上や販管費の増減の原因はなにか?
・資産や負債が増減した原因は何か?

など比較することによって、経営内容を改めて知ることになり金融機関など対外的な説明や今後の経営方針に役立てることができます。
資産・負債の増減から現預金がどのように流れたかがわかるキャッシュフロー計算書の作成もできます。

通常の営業活動で現預金が増減したか?設備投資などで増減したか?融資などの財務活動で増減したかをしっかりと把握することで将来の資金繰り予測に役立つ資料となります。





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