融資のポイント|フィデリ・資金調達

融資のポイント|フィデリ・資金調達

融資のポイント

融資を受けるコツ

金融機関から融資を受けるコツは何といっても決算書や財務諸表が良好なことです。

“増収増益、資産はあるが負債は少なく、自己資本比率が高い” という状態であれば金融機関の方から融資依頼をしてくると思いますが、そのような優良企業は稀で様々な諸事情を抱えている企業が多いのが現状です。



【数字の裏付け】

基本的に金融機関は決算書の数字を見ます。決算書は事業を行った結果を数値化したものでその結果には必ず原因があります。決算書の数字に裏付けがとれる、まずはキチンと説明ができる状態であることが重要です。

売上が減少傾向にあったとしても、季節要因がありその後に回復する“裏付け”がとれれば問題ありません。

「将来の事業計画に関しても、売上が伸びる計画であればなぜ伸びるのか?」
という質問に対して、例えば
「開発中の新商品が投下されるのが●月である」
などの“裏付け”があれば数字の信頼性が増します。

逆に

 ・試算表の現預金残と実際の現預金が合わない
 ・売掛債権が回収不能の塩漬け状態であるのに正常債権として記載されている
 ・回収が大幅に遅れている貸付先の回収見込みが資産計上されている。
 ・機械装置が古く、遊休状態にも関わらず通常の償却を続けている

など資産性に問題があるほか、貸借対照表の負債には載っていないが実は支払う必要がある、退職金や製品クレームに対する支払保証などのいわゆる隠れ負債などがあると評価が下がります。



【利益について】

利益には、通常損益計算書の上から、下記の順番で表示されています。
 ・売上総利益
 ・営業利益
 ・経常利益
 ・税引前当期利益
 ・当期利益

営業活動から生じるものから順次、営業活動以外のもから発生するに記載されるルールとなっていきます。

   1.売上 − 原価 = 売上総利益上

   2.売上総利益 − 販管費 = 営業利益

   3.営業利益 ± 営業外損益 = 経常利益

   4.経常利益 ± 特別損益 = 税引前当期利益

   5.税引前当期利益 − 税金 = 当期利益


ここでのポイントは上位にある利益が大きいほど金融機関の評価が良いということです。営業活動(本業)から生じる利益が多いことは収益性が高い事業であるということになります。

そして、利益の性質が上位にあるものを大きくする工夫を行うことも重要となります。

例えば本店移転があった場合の引っ越し関連の費用が販管費に入っていたら、特別損失に表示させるなどして、費用を下に下にと表示させることで最終利益は変わらないものの営業利益が大きくなりより魅力的な財務諸表となるのです。



【資金繰り表を作成している】

売上重視の経営者は多いと思います。企業活動において売上を伸ばすことは最重要課題であることは間違いありません。

しかし、金融機関から融資を受ける場合には資金繰り表の重要性が増します。利益があって、金足らずでは経営は行き詰ります。資金繰り表を経常的に作成し、

・会社のお金の流れを把握しているかどうか?
・将来の資金の予想を立てて経営活動を行っているか?

などを把握することが大変重要となります。

簡単な資金繰り表でも構いません。まずは過去の資金の流れ、現預金の出入りをしっかりと把握し、その上で向こう3ヵ月間、6ヵ月間、1年間と先を見越した資金繰り表を作成すれば、自ずと自社の問題点が浮き彫りになるハズです。

販売予測だけでなく資金繰り予測をしっかりと行うは融資を受けるための第一歩と言っても過言ではありません。



【金融機関とのコミュニケーション】

当り前のことですが、金融機関とのコミュニケーションは大切です。金融機関に定期的に事業の取り組みなどを知ってもらえば、取引先企業を紹介してもらえたり 、融資の新制度ができた場合など色々な情報をもたらしてくれます。

ここで重要なのは盆暮れに贈答品を送るというようなことではなく、定期的に事業内容や財務データの報告を行うことです。

金融機関からの提出を求められていなくても試算表などを積極的に開示することで信用は上がり、いざ融資が必要なときに迅速な対応が期待できます。
金融機関の営業マンも当然ノルマや目標がありますので、日々のコミュニケーションから貴社の事を頭の中にインプットしておくことが重要なのです。





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